WSC-11-003 「レクイエム」より(コンクール/クラシックアレンジ)

ジュゼッペ・ヴェルディ(1813~1901)は19世紀イタリア・オペラ界を代表する作曲家ですが、いくつかの宗教的作品を書いています。なかでも特に有名なのがこの『レクイエム』です。イタリアの文豪アレッサンドロ・マンゾーニの死を惜しんで、追悼のために書かれ、マンゾーニの1周忌である1874年5月22日に、ミラノのサン・マルコ教会で自身の指揮により初演されています。
レクイエムとは、カトリックのミサの一つで「死者のためのミサ」を意味します。ミサではラテン語およびギリシャ語で書かれた典礼文が歌われます。ヴェルディのレクイエムは基本的に典礼文に沿った形で作曲されていて、純然とした宗教音楽の形態をとってはいるものの、音楽性は非常に華やか、ロマン派オペラ音楽で名を上げたヴェルディならではのスペクタクルな作品です。そのため発表当時は賛否両論の声があがりましたが、今日ではヴェルディを代表する傑作のひとつとして、モーツァルトのレクイエムと並んで評価されています。

■構成:
Sanctus、Tuba mirum、Offertorio、Quid Sum mister、Dies irae~Libera me

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