Mahler 9th Symphony Ⅰ-1  Herbert Blomstedt, NHK.so

Herbert Blomstedt, 1927年7月11日 –

マーラー交響曲第9番
第1楽章 その1

仕事で渡米していたスウェーデン人の両親の元マサチューセッツ州スプリングフィールドに生まれる。2歳の時一家は帰国し、ストックホルム音楽大学やウプサラ大学に学んだ後、イーゴリ・マルケヴィッチに師事。さらにアメリカ合衆国に留学してジュリアード音楽学校でジャン・モレルに、タングルウッドのバークシャー音楽センターでレナード・バーンスタインに師事。1953年にクーセヴィツキー賞を獲得し、1955年にザルツブルク指揮コンクールで優勝した。

1954年2月にロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団でベートーヴェン、ヒンデミットなどの作品を指揮して指揮者として本格的にデビュー。その後、ノールショピング交響楽団、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団、デンマーク放送交響楽団、スウェーデン放送交響楽団の首席指揮者を歴任した後、名門のシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者に就任。ドレスデンを去った後はサンフランシスコ交響楽団(1985年~1995年、現在は桂冠指揮者)、北ドイツ放送交響楽団(1995~1998年)を経て、1998年から2005年までライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席指揮者を務めた(現在は名誉指揮者)。また、バンベルク交響楽団とNHK交響楽団の名誉指揮者でもある。N響を振っていることから 日本国内でもよく知られた外国人指揮者の一人である。

2009年11月、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団との客演指揮者としての来日公演で、東京・大阪をはじめ全国数ヶ所で、アントン・ブルックナーの交響曲第8番やアントニン・ドヴォルザークの交響曲第8番や第9番「新世界より」等を披露した。

ブロムシュテットは、指揮するオーケストラの資質を最大限に引き出し充実感溢れる演奏を行う指揮者として評価が高く、また自らが北欧出身ということもあり、シベリウスやニールセンなどの北欧系レパートリーも演奏会やCDで積極的にとり上げている。

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