誰も聴いたことのない、たおやかなテューバの世界へ。
新日本フィルハーモニー交響楽団首席テューバ奏者 佐藤和彦、初のソロ・アルバムが登場。
卓越した技術が要求されるテューバのソロ演奏ですが、佐藤はそういった困難を微塵も感じさせません。あたたかな音色と、圧倒的なエネルギーはこの楽器の可能性を再確認させてくれるものですが、何より特筆すべきは佐藤の歌心を感じさせる、あくまで自然体な演奏です。
本作ではヘンデル、シューマン、ベートーヴェンといった巨匠たちの名曲に加え、この楽器のために書かれたヒンデミット、小山、スパークの作品も収録。テューバの魅力をさまざまな角度から網羅しています。
「テューバの音に耳を傾ける行為がもたらすストレートな喜びと、深遠にして幅広い音楽の表現世界に触れる驚きが、1枚の中に共存を遂げている。なかなかにして得難いことだと思う。」
-木幡一誠 ライナーノートより-
ヘンデル:ソナタ ト短調 Op.1-2 HWV360
Handel: Sonate g moll Op. 1-2 HWV360
シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
Schumann: Adagio und Allegro As dur Op. 70
ヒンデミット:バス・テューバとピアノためのソナタ
Hindemith: Sonate fur Basstuba und Klavier
小山和彦:独奏テューバのための3章
Kazuhiko Koyama: 3 Movements for Tuba solo
スパーク:テューバ協奏曲
Sparke: Tuba Concerto
ベートーヴェン:歌曲「アデライーデ」Op.46
Beethoven: Adelaide Op. 46
佐藤和彦:テューバ Kazuhiko Sato, tuba
中村真理:ピアノ Mari Nakamura, piano
録音:2014年6月
FOCD9657 定価:2,700円+税
CD詳細・購入→http://www.fontec.co.jp/blog/2014/11/new2014123.html
発売元:株式会社フォンテック
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