ベートーヴェン  弦楽四重奏曲 第15番 イ短調全曲 病より癒えたる者の神への聖なる感謝の歌 Heiliger Dankgesang

ベートーヴェン  弦楽四重奏曲 第15番 イ短調全曲 病より癒えたる者の神への聖なる感謝の歌
バイオリン 野原圭子
バイオリン 瓜生愛
ビオラ 岡本潤也
チェロ:城戸春子

00:00 interview Keiko Nohara
00:54 – I. Assai sostenuto – Allegro
10:55 – II. Allegro ma non tanto
20:17 – III. “Heiliger Dankgesang eines Genesenen an die Gottheit, in der lydischen Tonart” Molto Adagio – Andante
34:50 – IV. Finale: Allegro assai appassionato
37:11 – V. Allegro appassionato – Presto

2020年12月6日に 流山おおたかの森ホールで行われた
「南流山ムジカントプロフェッショナルコンサート」より
「ホールとコンサート模様ダイジェスト」

– Composer: Ludwig van Beethoven,
— Year of recording: 2020

今年は、2020.(ニゼロニゼロの呼び名ですね。)ご覧の通りベートーヴェンが誕生してから250年の記念すべき年である。たくさんの記念コンサートが開催されたであろう2020。しかし、そのいくつもが、お客様にお届けする事なく見送られてしまった・・・。
1825年に作曲された室内楽曲。第12番、第13番と同じく、ニコライ・ガリツィン伯爵に献呈された。序奏のテーマは、俗世間の束縛、迷い、苦しみから抜け出し悟りを開くまでの苦悩にみちた内容で、全曲の重要なテーマとなっている。いきいきとした温かい旋律の2楽章を経て3楽章へ。最も長いこの楽章は、ベートーヴェンが恐れていた重病から回復した後に作曲されたため、”快癒に際して神への聖なる感謝の歌、リディア調にて”と題名が付された。最後は1楽章の真剣な情熱的な気分にかえって全曲がとじられている。どこか、2020を感じる作品である。みなさまの想いを表現できれば、幸いである。

バイオリン
野原圭子
武蔵野音楽大学音楽学部ヴァイオリン専攻卒業、弦楽四重奏などの室内楽やオーケストラなど多数の演奏会に出演。千葉県教育会館ホールにてソロリサイタルを開催。現在、千葉県流山市にて、ピアノとヴァイオリンの音楽教室 おとのきょうしつ♪を主催。流山市音楽家協会会員。演奏工房「瑠璃」会員。

演奏者インタビューは、一曲づつ一人づつ付帯予定し
プロフィールも一人しています。

12月6日演奏曲順次公開中

#beethoven250 #beethoven

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