バレエ音楽「恋は魔術師」より /ファリャ(黒川圭一) Ballet “El Amor Brujo” by Manuel de Falla, arr. by Keiichi Kurokawa

※こちらは参考用電子音源です。

木管8重奏
バレエ音楽「恋は魔術師」より /ファリャ(黒川圭一)
00:00 パントマイム
03:29 火祭りの踊り

Ballet “El Amor Brujo”
by Manuel de Falla, arr. by Keiichi Kurokawa
Woodwind Octet
00:00 Pantomima
03:29 Danza Ritual del Fuego

ENMS-84208

Grade:4
Time:8:30

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《楽譜》https://www.brain-shop.net/shop/g/gENMS-84208/?ytb=byccap

作品について / Program notes

 近代スペインを代表する作曲家であるマヌエル・デ・ファリャ(1876~1946)は、スペインの民族主義的な要素と、印象主義的な書法とを巧みに融合させて、情熱と神秘感とを兼ね備えた曲想を創り上げました。

バレエ音楽「恋は魔術師」は、ファリャの代表的作品のひとつで、作曲者の故郷アンダルシア地方の色彩が大変効果的に取り入れられています。このスコアは、全曲の中から“パントマイム”“火祭りの踊り”の2つの場面を木管8重奏用に編曲したものです。

“パントマイム”の冒頭に聴かれるファンファーレ風の旋律は、原曲の“序奏”と同じものが使われており、スペインの情熱的な雰囲気が呼び起されるよう表出したいところです。続くTranquilloの場面は、8分の7拍子という変拍子ですが、極めて自然な流れの中で、旋律を優美に聴かせて欲しいと思います。2曲目の“火祭りの踊り”は、オーケストラ・ピースとして単独でもしばしば演奏される大変有名な曲です。この曲では、テンポが前のめりになってしまうと、かえってリズム感が失われてしまいます。安定したテンポの中でエネルギッシュな音楽表現ができるようダイナミクスや旋律の表現など研究してみてください。

この作品は、青梅市立第三中学校吹奏楽部の委嘱により2008年に編曲したもので、同年12月20日に行われた2008TAMAアンサンブルフェスタにおいて、同校木管8重奏(Fl.金野夏菜美、Cl.1 是枝沙耶、Cl.2 國生真希、B.Cl.神山美来、S.Sax.小林知恵美、A.Sax.三神優理子、T.Sax.松藤晴子、B.Sax.菅野蒔記)によって初演されました。

(黒川圭一)

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