バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 Bach : Concerto for two violins in d minor BWV1043

小島 燎、レジス・パスキエ(ヴァイオリン)
Ryo Kojima, Régis Pasquier (violin)

1. Vivace 0:38
2. Largo ma non tanto 4:29
3. Allegro 10:26

2017.4.6 はつかいち文化ホールさくらぴあ
レジス・パスキエ スペシャルコンサート

https://ryokojima.com/

<開催決定!!>
しまなみ海道・秋の音楽休暇村
2020年10月31日(土)~11月3日(火・祝)
ベル・カントホール(尾道)ほか
今秋から立ち上げ予定だった「しまなみ国際芸術博」に代わる、音楽による心の休暇村。経済も心も冷え切ってしまいそうな今だからこそ、私たちに出来る精いっぱいの音楽を。
詳細は https://www.facebook.com/shimanamikyukamura/

小島 燎
広島出身。5歳より父・小島秀夫の手ほどきによりヴァイオリンを始める。
2004年第5回大阪国際音楽コンクール第1位、審査員特別賞受賞。2007年第61回全日本学生音楽コンクール第1位、併せて東儀賞、兎束賞、都築音楽賞受賞。2013年アゼリア推薦新人演奏会優秀賞受賞。2014年ABC新人コンサート音楽賞、2015年アカデミー・ラヴェル賞受賞。広島県教育委員会より 『メイプル賞』 2度受賞、広島市長より『フェニックス賞』 受賞。(公財)堀田育英財団奨学生、(公財)ヒロシマ平和創造基金奨学生、文化庁新進芸術家海外研修制度研修員、パリ国際大学都市奨学生。
これまでに小島秀夫、長原幸太、小栗まち絵の各氏に師事。京都大学総合人間学部卒業後、2015年パリ・エコールノルマル音楽院のレジス・パスキエ氏のもとへ留学、高等課程およびコンサーティスト課程を満場一致の称賛付きで修了、審査員のイヴリー・ギトリス氏より賛辞を受ける。併せて室内楽科のコンサーティスト課程を満場一致で修了。2020年にはダフニス弦楽四重奏団として、ジャン・シュレムのもとでパリ国立高等音楽院室内楽科修士課程を修了。
フランスを中心に活動の場を広げ、これまでソー公園オランジュリー音楽祭、パラツェット・ブルー・ザーネ音楽祭、パリ室内楽センター、小澤征爾スイス国際アカデミー、「ハイドン氏の休暇」音楽祭、ジヴェルニー音楽祭などに出演し、レジス・パスキエ、アレクサンドラ・スム、ミゲル・ダ=シルヴァ、マリー・シレム、アドリアン・ボワソー、ロラン・ピドゥー、ジェローム・ペルノ、アンリ・ドマルケット、ミシェル・シュトラウス、ジャン=フランソワ・エッセール、リュカ・ドゥバルグ、ポール・メイエ、ローラン・ナウリらフランスを代表する演奏家と共演。フィルハーモニー・ド・パリ、ブッフ・デュ・ノール劇場、サル・コルトー、ルイ・ヴィトン財団オーディトリウム、ジュネーヴ・ヴィクトリアホール、東京オペラシティコンサートホール、ザ・シンフォニーホール等で演奏、その模様はfrance musique、medici.tv、NHKFM「リサイタル・パッシオ」等で放送された。
また2015年小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトXIII「ラヴェル/子供と魔法」においてコンサートマスターを務めたほか、現在パリでは新ヨーロッパ室内管弦楽団、Sinfonia Pop Orchestraにおいてコンサートマスターとして活動している。2017年結成のダフニス弦楽四重奏団としてはフィルハーモニー・ド・パリで開催されたTremplin Jeunes Quatuorsにおいて入賞。さらに2019年にはトリオ・コンソナンスを結成。ピアニスト久末航氏とのデュオにおいては、2020年青山音楽賞バロックザール賞を受賞。
現在、ブリュッセル王立音楽院にて堀米ゆず子氏に師事するほか、パリ国立高等音楽院室内楽科修士課程にてイタマール・ゴラン、クレール・デゼールの各氏に師事。またトリオ・コンソナンスとしてエリザベート王妃音楽大学のアーティスト・イン・レジデンスを務め、ミゲル・ダ=シルヴァやアルテミス・カルテットの薫陶を受ける。

レジス・パスキエ
1958年、わずか12歳でパリ国立高等音楽院のヴァイオリン科と室内楽科を一等賞で卒業。その2年後にはニューヨークでリサイタルデビュー。ニューヨークではアイザック・スターン、ダヴィッド・オイストラフ、ピエール・フルニエ、ナディア・ブーランジェ、ジノ・フランチェスカッティらに出会う。その才能を認めたフランチェスカッティとはJ.S.バッハの《2つのヴァイオリンのための協奏曲》を録音した。以来、国際的な演奏活動を行っている。
これまで、ジョージ・セル指揮/クリーヴランド管弦楽団をはじめ、欧米、日本、オーストラリアなど各国の主要オーケストラと共演。また、室内楽奏者としても精力的に活動している。
ジョルジュ・エネスク賞、シャルル・クロ賞、フランスのレコード・アカデミー賞などの受賞歴を持つ。85年にはフランス政府より文化勲章を授与される。同年、パリ国立高等音楽院ヴァイオリン科および室内楽科教授に就任、2011年まで務めた。
レコーディングも数多く、「ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」はフランス音楽大賞を受賞。プロコフィエフ、ベルク、バルトーク、モーツァルトの協奏曲のほか、プロコフィエフのソナタ(ピアノ:パスカル・ロジェ)、パガニーニ《24のカプリース》などをリリースしている。また、ピカルディ管弦楽団とはクルト・ヴァイルとバーンスタインを、バルティック室内管弦楽団とはベートーヴェンとチャイコフスキーをそれぞれ録音している。
使用楽器は1734年製グァルネリ・デル・ジェス。

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