ワーグナー 歌劇《タンホイザー》序曲

『タンホイザー序曲』は、リヒャルト・ワーグナーの歌劇「タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦」で演奏される序曲。
1845年10月にドイツ・ドレスデンにある宮廷歌劇場で初演された(ドレスデン版)。そのときの指揮者はワーグナー本人。「パリ版」による初演は、1861年3月13日パリ・オペラ座。
歌劇の舞台は13世紀初頭、テューリンゲンのヴァルトブルク城。官能と快楽の世界に溺れた中世の騎士タンホイザーの波乱に満ちた人生を描く。
上挿絵は、歌劇「タンホイザー」が初演されたドレスデンのオペラ劇場。当時はザクセン王国の宮廷歌劇場であり、ワーグナーが1843年から1849年まで指揮者を務めていた。
建築家ゴットフリート・ゼンパーの設計により建設されたことから、ゼンパー・オーパー(Semper Oper)の愛称で親しまれている。
そのヴァルトブルク城の写真とともにお楽しみくださいませ。

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