今年、食道がんの手術を受けた指揮者の小澤征爾さん(75)が
ニューヨークのカーネギーホールで本格的な復帰を果たしました。
小澤さんは今年1月、食道ガンが見つかり、活動を休止。
8月に活動再開したものの、指揮時間は短時間で、今回が、本格的な復帰公演となりました。
小澤さんは、前日の公開リハーサルをキャンセルしたうえ、指揮する曲の数を
減らすなど健康状態が心配されていました。
しかし、14日の公演では、演奏時間が50分近い、ブラームスの交響曲第一番を
力強く指揮し、観客から6分以上にわたってスタンディングオベーションを受けました。
小澤さんは18日に、演奏時間が90分に及ぶブリテンの戦争レクイエムを
指揮する予定です。
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